スプレイはターンの品質表示だ。一枚の写真から“クオリティ”を読み取ろう。
たとえばスピードに乗った思い切り深いターンのピークで、エッジが抜ける直前。たとえばパワースライドに近いドリフトターンをしている最中。ボードに無理な力がかかり、でかいスプレイが飛ぶ。このような瞬間を捉えた写真を雑誌でたまに見かけるのだが、確かに一見迫力を感じる。しかしよく見ると「あれっ、このあとコケてるでしょ」「失速しちゃってるよね」となるわけで、結局のところ、これはただの雪煙で、スプレイとは呼べない。
「2011年10月」の記事は以下のとおりです。
スプレイはターンの品質表示だ。一枚の写真から“クオリティ”を読み取ろう。
たとえばスピードに乗った思い切り深いターンのピークで、エッジが抜ける直前。たとえばパワースライドに近いドリフトターンをしている最中。ボードに無理な力がかかり、でかいスプレイが飛ぶ。このような瞬間を捉えた写真を雑誌でたまに見かけるのだが、確かに一見迫力を感じる。しかしよく見ると「あれっ、このあとコケてるでしょ」「失速しちゃってるよね」となるわけで、結局のところ、これはただの雪煙で、スプレイとは呼べない。
Backside slash
ねじれることで簡単にカタチが決まる。誰もが楽しめる入門編リッピング。
“ねじること”これこそが横向きに滑るすべての遊びを果てしなくカッコよくしている最大の要因だ。リッピングはもちろん、エアー、カービング、グランドトリック・・・。すべての場面で身体のねじれがスタイルに直結している。
Layback
簡単なのに難しい。滑り手の真価が問われるシンプル&ディープな超普遍的アクション
世の中にスノーボーディングに関する情報が皆無だった80年代、サーフィンとスケートボードがスノーボーダーのテキストだった。だからオレたちにとって、リッピングは滑るという行為の中に最初から組み込まれていたものだし、このサーフ&スケートが創り出したスタイルを越えるモノがスノーボーディングから生まれることは今後も無いとオレは思っているんだ。